学習スタイル

新しい情報に対して、自ら興味のある内容であれば積極的に関わろうとします。新しい可能性、新しい理論、そして新しい考えに強い関心を持ちます。幅広いトピックに精通しています。好奇心の鋭い感覚を持っており複数の可能性を追求します。特に新しい発想・理論の概要を素早くつかむことに長けています。

現実的な事例や現象から理解を進めます。一般的に、経験から最もよく学びます。経験や感覚が知的成長の促進剤となります。

体験したことを自分なりのやり方として統合しようとしますが、確たる軸がない状態で転々としてしまうと、応用の利かない体験ばかりが残ってしまう場合があります。自分流で成功しているような場合には学習効果は高まります。

ポイント

  • 標準化(ある程度幅が必要)された理論と同時に具体例・ストーリー性があるテキストがよい。
  • 振り返り時は、課題だけでなく、良かった点もしっかりと把握することで士気向上につながる
  • 飽きっぽいところもあるため、課題は疑問点解消といった要点のみを効率的に行う
  • 新しい環境に身を置いたり、新しい理論に多数触れる
  • ディスカッション、プレゼンなど常に変化するライブ感ある学習も効果的

留意点

物事の本質や概略を掴むことに長けています。7~8割ほどの概略をつかんだ時点で深くは追及せず、新しい分野に興味をもつという飽きっぽさがあります。
いろんなものに目移りして、一つのことに集中できません。ルーチンは苦手で、計画は流動的に変動しがちです。何かをやめる覚悟を持ったり、計画性のあるパートナーや調整役のパートナーを見つけるのもよいです。

グループ学習のスタイル

新しいアイデアを複数出したり、新しいことを具現化することが得意です。チームの立ち上げ時に新しいアイデアを示したり、マンネリ化しそうなときに打破する力を持っています。
へこむことも少なく、積極性・楽天的にふるまいます。何か面白そうなことをやってくれそうという期待を持たれる立場。
ただし、プレッシャーがかかりすぎると衝動的になります。理論や深い考えもなく「とりあえずやってみた」が空回りしがちになります。