学習スタイル
新しい情報に対して、全体的な範囲を理解しようとします。繰り返し練習して学んだあとに知識や技術を応用します。順序よく学び、繰り返しや詳細なところまで学習することに長けています。
しかし、全体の範囲をつかめないまま新しいことをやろうとすると、今までのやり方で何とかしてしまおうとします。
自ら学習したことと、それを使った成果を都度確認することで学習効果が高まりやすくなります。
ポイント
- 学習段階のチェックリストなどで細かくステップを積み上げていく
- 計画をたてる、もしくは、計画された講義スケジュールやテキストで学
- 何事にも、自分なりにまとめ、理解を深める時間を取るとよい
- 因果関係のつながり等も丁寧に記載しているテキストを使用する
留意点
計画・調整された学習を好むため、全体像が見えない状況や無理な計画で計画倒れすることで学習がストップすることがあります。また、テキスト学習や繰り返しのインプット学習に重きをおき、演習問題などのアウトプットの時間が不足する場合があります。
計画はある程度の余裕を持ったり、アウトプットの割合を多めにとるなどの調整が必要です。
グループ学習のスタイル
自分の立場をよく認識し、合理的かつ人間味豊かに、しかも情緒を維持しつつ地道な改善・訂正を継続的に行うことができます。グループの中でも全員の意見を聞き入れて対応・改善することに長けています。チームの管理についても、立ち上げ時には受け身になりがちですが、長期にわたって調整・改善を行うことができます。
ただし、他人の意見に同調しやすく受け身になりがちです。また、同種のタイプのみのだと反対意見が出にくく、グループシンクになり失敗する場合があります。他社と異なる自分の考えは、発言するように心がけましょう。