学習スタイル
新しい情報に対して、全体的な範囲を理解しようとします。その中で、概念的に理論をとらえることにも長けています。規則、前例を手続きどおりに実行し、継続していく能力は非常に高く、勤勉な学習スタイルとなります。
現実的な事例や現象から理解を進めます。具体例や感覚が知的成長の促進剤となります。学習したあとは、自分流のやり方を見つけ、他人には左右されにくい一貫した意思・方法を持つ傾向にあります。
ポイント
- 学習段階のチェックリストなどで細かくステップを積み上げていくことが士気向上につながる
- 学ぶべき相手・信頼できる講師を見つける
- 何事にも、自分なりにまとめ、理解を深める時間を取るとよい
- 実例や具体例を丁寧に記載しているテキストを使用する
- フレームワークやキーワード等を覚えるときは、どのように実践で使えるかを考えるとよい
留意点
自分の信じた方法を信頼しており、一度作り上げた方法や解法プロセスを変更しないことがあります。また、「とりあえずやってみる」「試してみる」というリスクを好まない傾向があります。
過去問で見つけた規則や方法を重視しすぎるあまり、目先を変えた新作問題に対応できないことがあります。フレームワークや規則で「作業的」にするのではなく、考えるロジックも大切にしていきましょう。
トライ&エラーをふまえながら、本質に近づけるように自身の課題を再分析し、変更する柔軟さを持つことも。最終的に、本来の徹底した学習スタイルと状況変化に左右されにくいロジック構築の強みを活かすことができるはずです。
グループ学習のスタイル
よく考えて最後に意見をする役割をもちます。活発なアイデアだしは苦手ですが、多くのアイデアから非現実的なものを省いたり、妥協やグループシンクに陥っているときに正論に戻すことができます。最後の砦となるべき存在です。チーム管理に関しても、規則、前例を手続きどおりに実行しするルーチンが得意とします。
リスクをとる新しい取り組みのアイデアや意見については、苦手とし、否定的になる傾向があります。他の人に話を振りながら、多くの意見を集め、持ち前のロジカルさと冷静さで吟味するようにしていくとよいです。