資格取って意味あるの?
世の中には、
「資格なんて取っても意味がない」
と馬鹿にしたようなことをいう人もいますが、私はそうは思いません!!!
診断士試験がひと段落したところで、少し診断士試験から離れた記事を掲載します。
◇学歴社会ニッポン
日本は、いまだに学歴社会です。これは説明も不要ではないでしょうか。非常に残念ですが…。
それにも関わらず、学歴というのは後から変えようとしても困難ですし、そもそも大学を出ていなかったらどうしたらいいんでしょう?
テキトーにセミナーを聞きに行っても、50代おじさま講師のプロフィールには必ず出身大学が大きな文字で書かれています。もう何十年も前のことなのに…。
そもそも、学歴というのは多分に格差を含んでいます。
なんと、東大生の親の6割以上は年収950万円以上!!!だなんてことも言われています。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/09/6950.php
これの真偽はともかく、お金持ちの子供は良い大学に入れるというところは直感的に納得できます。
結局、教育にお金をかけられる親の子供は頭がよくなることが多いんです。
教育が発達してきた現代こそ、この傾向は強くなっているのではないでしょうか。
これは、格差の承継に他なりません。
◇フェアな資格試験
こんな学歴社会において、資格というのは、フラットにだれにでもチャンスが与えられています。
子供でも大人でも、社会人でもフリーターでもニートでも。平等にチャンスが与えられています。
(一部の資格試験は受験資格を設定しているものもありますが…。少なくとも中小企業診断士は誰でも受験可能です)
それまでその人がどんな失敗をしてきても、資格をとれば、チャンスに巡り合うことができる。
今の仕事を辞めなくてもチャレンジできるし、失敗したときのリスクも少ないです。
それにも関わらず、得られるリターンは大きいです。
何回もチャレンジできるし、どんな過程を経たとしても、合格後の扱いは基本的には同じです。
◇資格の価値
ぐだぐだと書いてしましたが、個人的には、
「格差社会を是正する」機能として、資格試験の価値があると思っています。
もちろん、現時点でこれがうまく機能しているとは全く思っていません。
結局良い大学をでた人たちの方がこういった資格試験の情報を多くもち、実際に合格者も多いという現状は理解しています。
ですが、学歴のように変えることが困難なものとは違い、資格試験は少なくとも門戸は開かれています。
この差は歴然です。
本HPでは、まずは中小企業診断士試験だけでも多くの人に知ってもらい、実際に合格して頂くお手伝いをしていきたいと思っています。
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