口述試験お疲れ様でした!そして、合格後に何をしますか?

口述試験を受験した皆様、お疲れ様でした!!

遅刻してしまった、あるいは完全に無言のまま試験を終えてしまった人を除いて、全員が合格していることと思います。

1次試験を受けて、2次筆記試験を受けて、更に口述試験を受けて…

本当にお疲れ様でした。

こんなに長くきつい試験はそうそうありません。

ここまでやり切った自分を、まずは褒めてあげましょう!

中小企業診断士試験の完全合格、おめでとうございます!

さて、そんな合格した人の多くが悩むことが、

「来年何をしようか?」

だと思います。

診断士試験に合格した途端、世界が急に広がります。

受験生支援をしても良いですし、診断士として補助金や事業計画策定を学んでも良いですし、もちろん所属している会社でのキャリアアップに使っても良いです。

でも、これだけ幅が広いからこそ、

「何をしたら良いんだ?」

と悩んでしまう人がいることもまた事実です。

これに対してどのようにすればよいのかという、それは

「テーマを明確にする」

ことです。

我々中小企業診断士は、受験生時代に、散々企業理念の重要性を社長に対して問うてきました。

そして、なぜ企業理念が重要なのかと問われたならば、きっと次のように答えていたと思います。

「企業理念を明確にすることで、意思決定の尺度になります」

これを、自分自身にも適用してみましょう!

結局のところ、来年どんな活動をするか、もっと長い目線で何をしていくかを考える時に、意思決定の尺度が不可欠です。

例えば、「同期の合格者と親しくなって今後のビジネスにつなげる」というテーマを設定したならば、来年は同期合格者がたくさんいる団体に所属して、輪を広げるべきです。

また、もしテーマが「診断士試験を受験する人たちに、自分のノウハウを伝授する」ことであれば、なるべく受験者がおおい受験生支援団体に所属して、自分の知識を伝達するべきです。

このように、また我々が学習したように、理念(テーマ)によって、行うべきことは全く違います。

合格したけれども来年何をすればよいか分からない方は、是非今一度自分の理念や来年のテーマを明確にしてみてください。

きっと、自分が来年何をするべきなのかが分かります。