“厳しい時間制限”は試験だけのもの?
◆2次試験の厳しい時間制限
2次試験が終わったばかりですが、少し試験のことを思い出してください。
試験勉強中に、こんなことを考えていませんでした?
「2次試験って時間制限厳しすぎない???」
私は、もうずっっと思っていました。
「なんで80分なんだ!!どう考えても80分で書ける分量じゃないだろ!!!実際にコンサルするときはじっくりと企業様について考えるのに!!!!」
などと憤りに近いものを感じていました。
ですが、実はこの時間制限は2次試験だけのものではありません!
現場のコンサルティングも同じなんです。
◆コンサルティングにおける時間制限
「実際のコンサルティングの場においては、時間制限がなく、じっくりと1社について考えられる」
なんて私は思っていました。
でもでも、よく考えてみると、制約条件はたくさんあります。
「〇〇月〇〇日までに銀行へ返済しないといけない」
「このままだと来月に資金がショートする」
「今年の商戦に間に合わせるためには、来月には計画策定を終える必要がある」
などなど…
この状況のなかで、「じっくり考える」なんてことはできません。
2次試験と同じなんです。
「限られた時間の中で最大限の成果を出す」
ことが重要なんです。
◆効率化の思考プロセス
2次試験でも現場でも、「限られた時間の中で最大限の成果を出す」ための思考プロセスは同じです。
2次試験で必死になって「如何に制限時間内に成果を生み出すか、そのためには何が必要か」を考えれば、この考え方自体は現場でも通用します。
各種フレームワークの活用、無駄の削減、ECRSの原則等の効率化などなど…
これらはすべて現場でのコンサルティングの効率化のためにも有効です。
もし、私のように「2次試験の時間制限なんて試験だけのものだ!!」なんて思っていたのであれば、考え方を変えましょう!!
2次試験で時間制限に慣れておけば、絶対に将来に役に立ちます。
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