圧縮付加法の診断士2次試験への適用
「圧縮付加法なんて初めてきいた!」というあなた!
ぜひこの記事を読んでみてください。損はさせません。
圧縮付加法というのは、あの”船井総研の創設者”、故”船井幸雄”氏が提唱した非常に効果的な経営手法です。
やり方は非常に簡単。
例として、雑貨店の売上改善を考えてみます。
雑貨店には、たくさん商品がならんでいますよね?
まずは、その商品を、お店面積の2/3に圧縮して陳列します。
そうすると、当然残りの1/3のスペースは空になってしまいますが、この状態で営業を行います。
なんと、驚くべきことに、たったこれだけでも売上は増加するのです!
これは、ホーソン実験で労働生産性が上がったのと同様に、”変化”がお客様を刺激するからだと思っています。
ホーソン実験が気になった方は、wikiを見ましょう!なんと、工場の照明を明るくしても、暗くしても、生産性は向上したのです。
これは、工場では”順化”が起きていて、元々の生産性が低くなっていたのではと考えています。⇒参考:習慣化の罠
さて、圧縮付加法の真にすごいところはここからです。
2/3に圧縮して営業した結果、特に売れ行きの良かった商品をあまりのスペースに詰め込むのです。
こんなの天才じゃないですか…。もう…。
当然、雑貨店の売り上げはさらに増加します。
これこそ、天才的な圧縮付加法なのです!
少しあつくなってしまいましたが、いい加減診断士とつなげて考えます。
2次試験では、みなさん解答用紙いっぱいに文字を書いていますよね?
そうです、まずはこの解答を、解答要素はそのままで圧縮するのです!!
そして、空いたスペースに、一次知識や与件文の中で、得点になりそうな要素を追加します。
もし運が良ければ、たったこれだけの工夫で得点が増加します!!
これが、2次試験でも使える圧縮付加法なんです。
たった1点が命運を分ける診断士試験だからこそ、圧縮付加法を活用し、合格率を1%でも高めてみるのはいかがでしょうか?