白書をギュッと、隙間時間に
ピックアップコンテンツでも公開していた 中小企業白書を診断士2次試験用にギュッと凝縮 2019年 ですが、amazon の kindle で販売しています。
おかげさまで、一時、ビジネス関連の資格・検定で1位を獲得できました。
受験生時代に実際に行った白書のまとめ方法を、今年の白書に適用したものです。
受験生時代にこんなのがあればいいなというのを形にしました。
ちょっとした移動時間や通勤などに読める程度にまとめていますので、2次試験が活用しにくい隙間時間にでも活用できます。テクニックではなく、白書の本質は残しています。
少し中小企業白書と中小企業診断士試験の関係について記載します。
中身はこんな感じで図解を含めています。
中小企業白書の中小企業診断士試験の効果
2019年度中小企業白書に直接的に回答が甘楽図師も記載されているわけではありません。
2次試験では、中小企業ならではの経営戦略の方向性が問われます。
中小企業白書で中小企業の時流をおさえておくことで、事例企業のあるべき姿・課題発見がスムーズになります。国家試験で国の白書を裏切るような事例は出題されないのです。
私が体験した効果としては次のようなものです。
- 与件文を読むときに、事例企業の状況がすっと腹落ちする。
与件文を読むのに頭を使う割合が減り、勘所が分かるようになります。
白書で概ねの中小企業の概要がつかめているためです。 - 回答の切り口を白書から得ることができる
白書では課題と取組の統計情報が記載されています。それがそのまま切り口になります。 - 回答に近いことが書いてある
解答に近いことが取り組みの統計情報に記載されていることもあります。
これはラッキーです。
中小企業白書を読む優先度
人によりますが、最高に高いわけではありません。
事例問題を課題を設定して解いて、解答プロセスを見直すことも大切になります。
中小企業白書は、こんな人におすすめです。
- 隙間時間を扱いにくい2次試験で少しでも知識を入れたい
- 解答プロセスが一通り固まった
- 一次知識が不足気味になってきている多年度生
- 与件の情報を見落としてしまう人
- 思考プロセスの時間を少しでも短縮したい人
テクニックだけではどうしても点数は伸び悩みます。
一次知識や白書の知識が足りないときには補充して本試験に備えましょう。
中小企業の現状を把握し、中小企業に伴走する診断士になることを願っています。